政治経済学会

Japan Association of Political Economy

2013年3月2日(土)、早稲田大学 早稲田キャンパス11号館にて、第4回研究大会・総会が開催されました。ご参加・ご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。最終プログラムは以下の通りです。

以前の研究大会・総会のプログラムはこちら

プログラム

日時:2013年3月2日(土) 午前9:45受付開始
場所:早稲田大学 早稲田キャンパス 11号館
受付・事務局:11号館 504号室

10:00〜11:30
<自由論題(1)>   11号館 502号室
松本 亮(早稲田大学)「平等主義・優先主義・水準低下批判―デレク・パーフィットの平等主義批判を手がかりに―」
 討論:井上 彰(群馬大学)
鈴木 朋哉(早稲田大学)「セン正義論(Senian Theory of Justice)の擁護とその核心の素描」
 討論:若松 良樹(成城大学)
田原 恭輔(早稲田大学)「考古学、系譜学、啓蒙−ミシェル・フーコーの歴史的方法に関する一考察(仮)」
 討論:引田 隆也(東京国際大学)

<自由論題(2)>   11号館 503号室
板倉 孝信(早稲田大学)「小ピット政権初期(1783-92年)における財政改革の再検討」
 討論:青木 康(立教大学)
福本 泰起(早稲田大学)「『ティンデマンス報告書』における『市民からなるヨーロッパ』概念の登場とその意味 ―1972-1976年」
 討論:福田 耕治(早稲田大学)
和田 泰一(早稲田大学)「ホッブズ『リヴァイアサン』挿絵のイコノロジー」
 討論:山口 正樹(山梨大学)

<自由企画(1)>   11号館 506号室
討論型世論調査の可能性――熟議デモクラシーの実践として
報告:松原 真倫(慶應義塾大学)「討論型世論調査の『実践』―国内4事例を中心に―」
内田 智 (早稲田大学)「EU討論型世論調査による『熟議の制度化』の意義と課題
             ―トランスナショナルな熟議デモクラシーという観点から―」
討論:北澤 宏一(東京大学)
   山田 陽 (東京大学)
司会:田畑 真一(早稲田大学)

12:30〜14:00 

<自由企画(2)>   11号館 502号室
外国人学校の取り組みから学ぶ:横浜山手中華学校の教育改革を主な事例として
報告:澤 正輝(早稲田大学、司会者兼任)「教育改革をおこなうまで」
崔 紗華(早稲田大学)「教育改革:民族教育から『バイリンガル教育』への転換」
加藤 恵美(早稲田大学)「教育改革をどう理解するか」
討論:都丸 潤子(早稲田大学)

<自由企画(3)>   11号館 503号室
グローバルCOE「制度構築の政治経済学−期待実現社会に向けて−(GLOPE II)」共催
アイトラッカー(視線追跡装置)を利用した経済学・政治学実験の可能性

報告:宇都 伸之(早稲田大学)「確率に対する心理的評価に関する研究」
   日野 愛郎・山崎 新・遠藤 晶久(早稲田大学)
     「アイトラッカーで明らかにする世論調査回答行動:順序効果・DK効果・中点効果の検証」
   岡田頼乃・杉本篤・稲村勇輝・川野竜太郎・菊池一真・北山雅也・徐エンホウ・成田洋平・
   劉ケンハク・細貝亮(早稲田大学)
     「投票における候補者のパーソナリティ要因 −アイトラッカーを用いた実験−」
討論:竹村 和久(早稲田大学)
   竹内 あい(立命館大学)
司会:船木 由喜彦(早稲田大学)

<自由企画(4)>   11号館 506号室
政治哲学における「政治と宗教」
報告:飯島 昇藏(早稲田大学)「マキァヴェッリにおける神学・政治問題の存在について
               ――レオ・シュトラウスの解釈を手がかりに――」
高田 宏史(早稲田大学)「公共宗教と世俗主義のリミット」
討論:千葉 眞(国際基督教大学)
   近藤 和貴(早稲田大学)
司会:田畑 真一(早稲田大学)

14:15〜16:15

<共通論題>      11号館501号室
グローバルCOE「制度構築の政治経済学−期待実現社会に向けて−(GLOPE II)」共催
「制度構築の政治経済学」

報告:田中 愛治(早稲田大学)「GLOPEIIの活動を振り返る−2つの政治経済学実験調査の事例を踏まえて−」
   山崎 新(早稲田大学)「政治知識付与と政治的態度に関するWeb調査実験データの分析
             −GLOPEIIのCASI調査の成果報告 の一例として−」
   河野 勝(早稲田大学)「再び、政治経済学とは何か」
討論1:西澤由隆(同志社大学)
討論2:鈴木久美(山形県立米沢女子短期大学)
司会:清水 和巳(早稲田大学)


16:30〜18:30
<特別企画>      11号館501号室
財団法人アメリカ研究振興会(The American Studies Foundation)後援
科学研究費基盤研究(C)「東欧・中国の民主化とトクヴィルおよびシュンペーターのデモクラシー論」共催
早稲田大学政治経済学術院 共催

“Tocqueville and Post-Communist Democratization: Eastern Europe and Contemporary China”

Speaker: James T. Schleifer (College of New Rochelle) 
     “Tocqueville in Today's China and in Post-Communist Eastern Europe”
Paper Presenters (Paper Only): Aurelian Craiutu (Indiana University) "Tocqueville and Eastern Europe"
               Li Qiang (Peking University) "Tocqueville and Reform in China"
Discussant: Tadayuki Hayashi (Kyoto Women’s University)
      Tomoaki Ishii (Meiji University)
Chair: Reiji Matsumoto (Waseda University)

18:45〜19:15
総会    11号館 502号室

19:30〜
懇親会   高田牧舎


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